総合図書目録

単行本/刑事法・刑事政策【1件中1】

犯罪観の研究
−現代社会の犯罪化・非犯罪化−

編・著者
岩井弘融・所一彦・星野周弘■編集
解説
犯罪化・非犯罪化についての国民一般の意識を具体的に実態調査し、現代社会の犯罪観の解明を試みる。刑事司法関係の実務家をはじめ、大学研究機関関係者必読の書。
仕様
A5判・上製・380頁・614g・ISBN978-4-8028-2715-7
定価3,520円
(本体3,200円)
コード
2715
発行日
1979年04月20日
目次
第1章 犯罪化と非犯罪化―特に非犯罪化論をめぐって
第2章 犯罪化・非犯罪化の実態と犯罪現象への影響
 第1節 犯罪化・非犯罪化の概念
 第2節 犯罪化・非犯罪化をめぐる人びとの意識
 第3節 犯罪化・非犯罪化の基準
 第4節 犯罪者観と犯罪化・非犯罪化との関連性
 第5節 犯罪の通報確率と犯罪化
 第6節 犯罪者に対する人びとの統制態度
 第7節 犯罪統制主体に関する人びとの意識
 第8節 犯罪化・非犯罪化の実態
 第9節 犯罪現象に対する犯罪化・非犯罪化の影響
第3章 刑事司法関係者の非犯罪化に対する意識・態度
 第1節 調査計画
 第2節 犯罪化・非犯罪化に対する一般的な考え方
 第3節 犯罪化・非犯罪化の要因分析
 第4節 なぜ犯罪かなのか―変動の時代の非犯罪化政策
第4章 加害者家族に対するラベリングの影響―人びとに対する犯罪化・非犯罪化の影響
 序 研究の目的
 第1節 犯罪者の家族―麻薬、覚せい剤事犯と交通事犯の対比より
 第2節 「非行少年の家族」に対するラベリングの影響
 第3節 人びとに対する犯罪化・非犯罪化の影響
第5章 犯罪化・非犯罪化の周辺
 序 犯罪化・非犯罪化の動向の把握について
 第1節 社会変動と犯罪構造の変化―統計資料の分析による
 第2節 地域社会における犯罪統制体の変遷
 第3節 青少年をめぐる社会統制と地域変動―埼玉県所沢市の場合
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