単行本／建築・積算【1件中1】

NPMによる公共建築の経営戦略

編・著者

編集・発行　財団法人建築保全センター
発売　大成出版社

解説

公共建築の維持・運営にはNPM（ニュー・パブリック・マネジメント）による施設総合評価が求められています。
本書は、現在の公共建築が抱える問題点を(1)経営、(2)財務、(3)不動産、(4)施設管理、(5)業績評価、(6)環境・安全・危機管理、(7)法務、(8)説明責任の８つの視点から分析し、NPMによる新たな公共建築の経営戦略導入に向けてアニュアルレポートの作成、支援システムの提案等を収録します。

仕様

Ａ４判並製・192頁・584ｇ・ＩＳＢＮ978-4-8028-8851-6
定価4,715円
（本体4,286円）

コード

8851

発行日

2003年02月25日

目次

プロローグ
第１章 公共建築への新たな視点
１　公共建築の現状
・変化する社会、変化する公共サービスのニーズ
・フローからストックへ
・求められる経営的視点
２　ニュー・パプリック・マネジメントの潮流
・ニュー・パプリック・マネジメントとは
・アカウンタビリティの重要性
・公共事業の評価と住民への情報開示
第２章 公共建築の維持・運営の実態と変化
　　１　公共建築の維持・運営状況
１） 公共建築のストックの現状
２） 公共建築の維持管理の実態
３） 公共建築の維持管理・運営上の問題点と課題
２　公共建築へのNPM概念の導入
１）経営戦略の確立
２）施設評価指標の必要性
３）情報開示の必要性
第３章 改善事例
１　経営の視点
２　財務の視点
３　不動産の視点
４　施設管理の視点
５　業績評価の視点
６　環境・安全・危機管理の視点
７　法務の視点
８　説明責任の視点
第４章 新たな戦略的施設運用の視点設定に向けて
１　経営の視点
２　財務の視点
３　不動産の視点
４　施設管理の視点
５　業績評価の視点
６　環境・安全・危機管理の視点
７　法務の視点
８　説明責任の視点　
第５章 NPMによる公共建築の経営戦略導入に向けて
１　NPMによる経営戦略の確立
１） 基本概念
２） 経営戦略の確立
３） 戦略的な施設管理に向けて
２　NPMによる公共建築経営の評価手法
　　　１）これからの公共建築経営の評価手法
　　　２）評価の項目
３　アニュアルレポートの作成
　１）アニュアルレポートの重要性
　２）アニュアルレポートの内容
４　これからの公共建築経営に向けて
　１）改革のための自己診断
　２）アニュアルレポート作成支援システムの提案
エピローグ

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