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新版 工損調査標準仕様書(案)の解説

編・著者
監修■中央用地対策連絡協議会
編著■公共用地補償研究会
解説
工損調査標準仕様書(案)は、平成2年3月に中央用地対策連絡協議会において、地盤変動により生じた建物などの損傷等に係る事務を外部委託する際の発注業務の合理化を図ることを目的に制定されたものであり、平成12年度に見直しがなされたところです。
本書は、この仕様書の条文ごとに趣旨、考え方、運用方法、その他参考となる事項について詳しく解説しています。また、事前調査における損傷箇所の写真を多数掲載し、かつ、実務経験者のアドバイスも盛り込むことによって、より実務的な解説図書となっています。

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     「新版 工損調査標準仕様書(案)の解説」
      (公共用地補償研究会 編著)について

 平成26年3月12日の中央用地対策連絡協議会理事会において、「地盤変動影響調査算定要領(案)」が制定され、本書が解説している「工損調査標準仕様書(案)」が廃止されました。
 なお、調査算定要領は標準仕様書ではないため、厳密に言いますと、前掲標準仕様書(案)に代替する文書は前記理事会では制定されませんでした。
 つきましては、上記事情を踏まえられた上で,仕様書に係る参考書籍として本書をご利用下さることをお願いいたします。
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仕様
A4判・140頁・560g・ISBN978-4-8028-8993-3
定価3,740円
(本体3,400円)
コード
8993
発行日
2003年11月20日
目次
はしがき
第1章 総 則
 第1条 趣旨等
 第2条 用語の定義
 第3条 基本的処理方針
 第4条 業務従事者
第2章 工損調査等の基本的処理方法
 第5条 施行上の義務及び心得
 第6条 現地踏査
 第7条 作業計画の策定
 第8条 監督職員の指示等
 第9条 支給材料等
 第10条 立入り及び立会い
 第11条 身分証明書の携帯
 第12条 算定資料
 第13条 監督職員への進捗状況の報告
 第14条 成果品の一部提出
 第15条 成果品
 第16条 検査
第3章 工損の調査
第1節 調査
 第17条 調査
 第18条 事前調査における一般的事項
 第19条 事前調査における損傷調査
  第1項 部位別調査の原則
  第2項 建物の傾斜又は沈下等
  第3項 軸部の傾斜
  第4項 開口部の建付不良
  第5項 床の傾斜
  第6項 天井の亀裂、縁切れ、雨漏等
  第7項 内壁のちり切れ
  第8項 内壁の亀裂
  第9項 外壁の亀裂
  第10項 屋根の亀裂又は破損等
  第11項 水廻りの亀裂、破損、漏水等
  第12項 外構の損傷
 第20条 写真撮影
 第21条 事後調査における損傷調査
第2節 調査書等の作成
 第22条 事前調査書等の作成
 第23条 事前調査書及び図面
 第24条 事後調査書等の作成
第3節 算定
 第25条 費用負担の要否の検討
 第26条 費用負担額の算定
第4章 費用負担の説明
 第27条 費用負担の説明
 第28条 概況ヒアリング
 第29条 現地踏査等
 第30条 説明資料の作成等
 第31条 権利者に対する説明
 第32条 記録簿の作成
 第33条 説明後の措置
資料-1 工損調査標準仕様書(案)
 第1章 総則
 第2章 工損調査等の基本的処理方法
 第3章 工損の調査
 第4章 費用負担の説明
 別記様式
資料-2 公共事業に係る工事の施行に起因する地盤変動により生じた建物等の損害等に係る事務処理要領
資料-3 調査書等の作成事例
 サンプル事例
  事前調査例(1)
  事後調査例(2)
 過去事例
  事前調査例(3)
  事後調査例(4)
 水準測定調査例
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