総合図書目録

単行本/建設【1件中1】

90年代の建設労働入門

編・著者
佐崎昭二■著
解説
建設労務の専門家である著者が、現在の建設労務の現状と課題から、将来の展望までをわかりやすく説きおこした建設業における労務関係の入門書。
仕様
B6判・240頁 ISBN978-4-8028-7567-7
定価1,980円
(本体1,800円)
コード
7567
発行日
1984年04月10日
目次
第一章 軽視してもよかった建設業の労務
第二章 「労働対策元年」(昭和五〇年の出発)
 第一節 急展開をみせた建設労働のこの一年
 第二節 作業員の高齢化とあまりにも初歩的な現実
 第三節 「雇用の改善」から、下請の選別、再編成の動きへ
第三章 写真に写らない現場労働者
 第一節 現場労働者のいない工事写真
 第二節 「若い人だけ」の労働対策の視点
 第三節 現場は変わったが労働者は変わったか
第四章 農村から働きに出る人の流れは変わったか
 第一節 地方の労働者と首都圏の労働者
 第二節 戦後農家出稼ぎの変遷と今後の動向
 第三節 農家出身労働者の就業構造
 第四節 企業ぐるみの移動就労と農家出稼ぎの流れ
第五章 労働条件の原点としての安全衛生
 第一節 労働者募集の原点としての安全
 第二節 隠し労災といわれるもの
 第三節 恋人たちの「人間」としての安全
 第四節 波及するじん肺・振動病
 第五節 粉じん作業離職後も進行するじん肺
第六章 手帳をいかす労務管理への試み
 第一節 トンネル作業員の建設労働手帳
 第二節 坑内労働時間に対する一斉監督
 第三節 その後の建設労働手帳
第七章 慣習のなかの賃金から新しい賃金へ
 第一節 労基法の賃金と慣習のなかの賃金
 第二節 三省協定賃金は実勢を反映しているか
 第三節 労務単価決定方式と労務費
 第四節 工事費における労働経費の位置づけ
 第五節 農村労働組合の賃上げ要求
 第六節 賃金からみた建設労働者の常用化の進行
 第七節 賃金処遇に関する労働者の条件
 第八節 技能者の養成と現場労働者の退職金
第八章 人間とロボット共存の時代へ
 第一節 技能者の後継ぎと雇用の改善
 第二節 安全・技能と管理の総合的訓練体系の必要
 第三節 建設労働機械化の方向
 第四節 技術革新の進行と技能労働者
 第五節 労働者の職場と無人化への志向
 第六節 技術革新と雇用問題
第九章 モノ言う労働者の出現と労働組合
 第一節 モノ言う労働者の出現
 第二節 建設労働者の組織化、その戦後の動きと戦前からの系譜
 第三節 労働組合の現状と新しい動き
第一〇章 新しい労務安全部
 第一節 ダム現場における労務対策と安全
 第二節 まだ少ない建設業の労務安全部
 第三節 新しい労務への胎動
 第四節 労務下請対策と労務安全部
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